翻訳の学習記録

メディカル

薬剤の溶出規格について調べてみる

イートモを制作されている成田さんの医学翻訳ブログで、L-カルボシステイン錠の溶出規格に関する一文が題材となっていました。 岡野の化学で溶液・固体の溶解の項に入ったところで、ちょうどよい機会ですので調べてみました。 日本薬局方とは 薬局方(P...
化学

溶質、溶媒、溶液:溶けるってどういうこと?

ある液体に1つ以上の物質が溶けた混合物のことを溶液(solution)という。このときの液体を溶媒(solvent)、溶けた物質を溶質(solute)という。 では、溶けるとは具体的にどういうことなのか。 水分子の極性 水分子は水素(H)と...
明細書

明細書を訳してみる

ビデオセミナーのアドバイスを参考に、まずはウェブサイトやYouTubeでGC-MSの基本を学びました。 YouTubeは企業・研究機関が発信しているもの、教育系YouTuberが発信しているものなどいくつか観ることで、少しずつ違った切り口か...
化学

同位体(アイソトープ)について

クロマトグラフィーの勉強を始めて、今までぼやっとわかったようでわからなかった質量分析についても学び始めました。 同位体とは 同じ元素(原子番号が同じ)のうち中性子の数が異なるものを同位体といいます。 原子の質量数は陽子数と中性子数で決まりま...
翻訳の学習記録

クロマトグラフィーの勉強を開始(2)

ビデオセミナー4296号:医学翻訳とクロマトグラフィーを参考にさせていただき、各種情報にアクセスして印刷&読む&知子の情報にストックしながらマインドマップを作成しました。 今の段階では粗いマップですが、今後勉強を進めながらアップデートしてい...
翻訳の学習記録

クロマトグラフィーの勉強を開始

岡野の化学で基礎を学びつつ関連する特許を検索しています。 内容によっては何となく分かる箇所が増えてきたので、少しずつ明細書を読むことに慣れていきたいと思い、Varian-GC/MSシリーズを並行して学ぶことにしました。 過去に受けた医薬の臨...
化学

水素結合:HClはなぜ水素結合を作らないか

分子間力の1つである水素結合について復習しました。 水素結合とは 前回、電気陰性度について学んだことを書いたとき、水素結合について少し触れています。 水素結合は、電気陰性度が大きいフッ素、酸素、窒素に共有結合で結びついた水素と、近傍に位置す...
化学

昇華型熱転写方式とは

昇華とは、固体から液体を介さずに直接気体に状態が変化する現象のこと。 この現象を利用した特許を検索してみたところ、昇華型プリンターや印刷に使う用紙などが多くヒットしました。 その中で比較的読みやすそうな昇華性熱転写受像シート(特開2020-...
化学

ファンデルワールス力とヤモリ

分子間力の1つにファンデルワールス力というものがありますが、ヤモリが窓や壁にしっかりとへばりついて移動することができるのは、足裏に細い毛がびっしりと生えていて、そこにファンデルワールス力が働くからなのだそうです。 ファンデルワールス力で特許...
化学

水の沸点とフリーズドライ

分子結晶の特徴の1つに昇華性という性質があることを知りました。 昇華とは固体から直接気体に状態が変化する現象(又はその逆)のことで、常温では、ドライアイス(CO2)やヨウ素(I2)が昇華性を示します。 私たちにとって身近なフリーズドライ食品...