ファンデルワールス力とヤモリ

化学

分子間力の1つにファンデルワールス力というものがありますが、ヤモリが窓や壁にしっかりとへばりついて移動することができるのは、足裏に細い毛がびっしりと生えていて、そこにファンデルワールス力が働くからなのだそうです。

ファンデルワールス力で特許を検索してみたところ、テルモ株式会社のガイドワイヤがヒットしました。

まさにヤモリの毛のごとく微細な繊維状の構造をもち、生体に負荷をかけずにファンデルワールス力により血管内に接着するガイドワイヤなのだそうです。

このガイドワイヤは経皮的冠動脈形成術(PTCA)で使用することを目的としています。
バルーンカテーテルのバルーンを冠動脈の狭窄部に素早く正確に配置するために、ガイドワイヤは所定の位置にできる限り固定されていることが望ましいのです。
そのため、ワイヤの周辺に微細な繊維状の突起が密に形成されています。

この突起がどのように形成されているかというと、

ガイドワイヤの周方向に向かって傾斜して延在する

特開2016-168063

とあります。

「延在する」とは特許特有の表現なのでしょうか。
どのような状態かは図からイメージできます。英語ではextendになるのでしょうか。

オリジナルがextendであれば、「延在する」という言葉を知らなかった私は「延びる」と訳したと思います。

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