6/5 学習のきろくと過去のトライアルについて

翻訳の学習記録

ビデオセミナー4142でご指導いただいた内容をふまえて有機化合物の基礎を復習しました。

これまで頭の中では理解したつもりだったけど、実際にはぶつ切りに記憶していたアルカン、アルケン、アルキンの関係性やアルキル基のことが、理屈で理解できたような感覚がありました。

とても小さな一歩ではありますが、この実感はうれしかったです。

その後、2014年に受けて不合格となったトライアル課題の見直し。和訳の課題文は2種類あり、215ワードと362ワードの短いものでした。

◆訳文を読んでいてい感じた違和感◆

  • 訳語の選択が不適切①(effect:効果と訳しているが、実際には好ましくない影響)
  • 訳語の選択が不適切②(outcome:ある手技の治療成績を評価する内容。primary outcome、secondary outcomeは評価項目とすべきだったと思うが、「転帰」と訳しており、「○○により転帰を判定した」という違和感のある文章になっていた。他にもoutcomeが登場していて、「結果」や「治療成績」としたほうがよいと思われる箇所あり。outcomeの訳し方がひとつのポイントだったのかもしれません。ちょうどビデオ4132【英訳者がなぜ和訳トライアルに失敗するのか】を視聴したところで、まさにoutcomeに悩む課題文でした。)
  • follow-upを経過観察としているが、臨床試験なので追跡調査とすべきだった。
  • 症例数を〇名としている。→〇例中〇例
  • 原文は受動態だが、能動態で記述したほうがよいと思われる箇所あり。

さらに、翻訳の際に参考にした資料や書籍を記入することになっていて、これも評価の対象だったのですが、これだけ??という少なさでした。実際にはもっと調べたはず。。

課題文は近日中に時間を計って訳し直してみます。

【学習内容】

  • 岡野の化学~有機化合物の基礎~復習3h
  • ビデオ視聴2.5h
  • 過去のトライアル振り返りと背景調査3.5h

コメント