枝葉から木へ、木から森へ

翻訳の学習記録

includeという単語は英文をとてもスッキリとまとめてくれていますが、和訳のときは少し工夫が必要な単語ではないかと思います。

次の英文は、最近取り組んだ治験報告書の一部です。

1.The primary analyses included all participants with …

2.Exclusion criteria included any history of …

3.… , and the sizes used in the trial included balloon diameters of …

お恥ずかしながらinclude=「含む」で通していた時期もありました。意味は通じる、間違いではないということで。。

例えば、1番は解析の対象者がどんな患者であるかを説明しています。内容がわかるとincludeのさばき方が定まってきます。

動詞は文の要なので、一文が長く意味がつかめなくなりそうなときは、まず動詞が何なのかをしっかり捉えるようにしています。

文章を木に例えると、動詞は木の幹と言えるのではないでしょうか。
まずは主語と述語をはっきりさせてから、目的語や修飾語たち(枝葉)をくっつけて、木としての体裁を整えていきます。

訳文がすべて完成した後、森レベルで全体をチェックすると、動詞に違和感を覚えることが多くあります。
また木に戻り、枝に戻って違和感の修正に努めるのですが、言いたいことを表す適切な言葉がパッと出てこないことがあるのですよね。

もっともっと言葉に対してセンシティブになって、引き出しを増やしていいかないと。

さて、トライアルは1社応募しました。応募のメールを送るまで緊張で指先が震えるほどで、ちょっとした登山より疲労しました。
ともかく一歩踏み出しましたので、今月あと2社応募する予定で応募先を絞り込んでいます。

週末からTradosの練習も始めました。視覚的に操作できるmemoQと比べてかなり敷居が高い印象。
memoQに登録した用語集をコンバートすることに何とか成功しました。慣れるまで時間がかかりそうですので、少しずつ習得していきます。

学習のきろく

9/29のきろく

  • ビデオ視聴(CV・トライアル関連)[2h]
  • 企業研究[1h]

10/1のきろく

  • Trados操作練習[5h]
  • CV改訂[1h]

10/3のきろく

  • CV改訂[3h]

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