知識は一朝一夕では身につかない

翻訳の学習記録

メドトロニック社によるIN.PACT AV Access試験の治験実施計画書に続き、治験報告書の和訳に取り組んでいます。

バスキュラーアクセスについて勉強し、ノートを作成したり、memoQに用語を登録したりしながら翻訳のトレーニングを実施しました。

治験報告書はメモリを参照しながら和訳を始めましたが、過去の訳文は背景知識の理解が甘いのでは?と思われる内容が少なくありません。
用語の統一も甘い。

例えば、「arteriovenous access circuit」は当初「動静脈アクセス回路」と訳していました。

治験実施計画書を和訳している段階では、「arteriovenous」を「動静脈」、「access circuit」を「アクセス回路」と別々に登録していたため、用語の違和感はまったくありませんでした。

その後他の項目について調べていくうちに、「動静脈アクセス回路」はGoogleでヒットしないことに気付きました。
そこで、自己動脈と自己静脈を外科的につないだ動静脈瘻がバスキュラーアクセスのひとつであることから「バスキュラーアクセス回路」に修正。

しかし、バスキュラーアクセスには移植血管(グラフト)でつなぐ動静脈瘻もあるため、やはりこれもおかしいと思い始めました。
最終的に、添付文書に合わせて「AVアクセス回路」に修正。

翻訳しながら用語を登録するより、背景知識の勉強と用語集の作成をセットで行うべきだったと反省しています。
治験報告書の翻訳速度は300W前後。用語確定の迷走を最小限にすることが課題です。

AVアクセス回路:動静脈吻合部(流入動脈側に最大2 cm)から腋窩鎖骨下静脈接合部(鎖骨下静脈側に最大2 cm)までと定義。

学習のきろく

9/10のきろく

  • 翻訳トレーニング[2h40m]
  • ビデオ視聴[1h10m]

9/11のきろく

  • 翻訳トレーニング[2h]
  • バスキュラーアクセス調査[40m]
  • ビデオ視聴[2h10m]

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