バルーン拡張とドッグボーン現象

翻訳の学習記録

先日透析用AVシャントの狭窄の治療法について調べた際に、ドッグボーン現象という用語が登場しました。

え、犬の骨??

固い病変がある血管内でバルーンに圧をかけたとき、バルーンが変形して中央部分がくびれた状態になることをドッグボーン現象というそうです。犬のオヤツでよくみる骨ですね。

しかしこのドッグボーン現象、拡張不良につながります。

ノンコンとセミコン

バルーンにはノンコン(Non-compliant balloon)とセミコン(Semi-compliant balloon)があります。

  • ノンコンは硬い素材でできていて拡張性に優れるため、拡張困難な固い病変があるときや後拡張に使われることが多い。
  • セミコンはやわらかい素材でできていて通過性に優れるため、ステント留置や薬剤コーティングバルーンによる処置を行う前の前拡張に使われることが多い。

ノンコンを使用すれば、固い病変もドッグボーン現象を防いで安全かつ適切に拡張することができます。

前拡張と後拡張

バルーンの拡張には前拡張と後拡張があるのですが、実はこの点の理解が甘かったので、これを機に勉強し直しました。

現在和訳トレーニングの課題としている薬剤コーティングバルーンカテーテルの場合、あらかじめ前拡張を行って残存狭窄30%以下を達成することが求められています。

前拡張を行うことによって薬剤コーティングバルーンが通過しやすくなり、バルーンが血管壁に密着して薬剤が十分に行き渡るようになるからですね。

前拡張の成功はスクリーニング検査の重要なポイントで、成功しなかった(残存狭窄30%超)患者は治験の対象外となります。

前拡張、薬剤コーティングバルーンによる拡張を行ったうえで適切な血管形成が達成されない場合は、後拡張が検討されます。ちなみに薬剤コーティングバルーンを前拡張や後拡張に用いることはNGです。

翻訳トレーニングの反省点

トレーニング文書の該当項目を読み直し、訳文を修正しました。

これまで調査をしながら、用語を登録しながら翻訳にかかった時間を記録していたため、純粋な翻訳時間の計測ができていないということに気付きました。

今後は調査、翻訳、チェックの時間を細かく計測します。

8/6 実施したこと
  • 岡野の化学:合成高分子化合物復習[2h]
  • 翻訳トレーニング[2h(翻訳1h、調査・チェック1h)]
  • バルーンの拡張について[2h]
  • ビデオ視聴(勉強方法など)2h
今日の予定
  • 翻訳トレーニング

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