6月最終日。受講開始から1ヵ月10日経過しました。別記事でこの期間のまとめを書きます。
岡野の化学(35-36)では油脂のけん化と硬化を学びました。
マヨネーズを作るときの卵黄に含まれるレシチンの働きは、油汚れを落とす界面活性剤の働きと同様であることを知って驚きました。マヨネーズを手作りしたことがありますが、想像以上に大量の油を使うことに驚いたものの、なぜ乳化するかなど考えもしませんでした。。
界面活性剤は、水になじみやすい「親水基」と油になじみやすい「親油基」の2つの部分を持ち、水と油を混ぜ合わせることができる。界面活性剤はマッチ棒のような図で表され、丸い部分は「親水基」、棒状の部分は「親油基」と呼ばれる。
高級脂肪酸のナトリウム塩であるセッケンが水中で油汚れに出会うと、油の方に棒状の「親油基」を向け、外側の水の方に丸い「親水基」を向ける。「親油基」は油となじもうとして汚れを取り囲み、「親水基」は水となじもうとして汚れを引きはがす。このようにして「ミセル」と呼ばれる球を形成し、油汚れをミセルにして分散させる。
マヨネーズの酢と油が混ざり合っているのは、細かく撹拌された油の粒を、界面活性剤の働きをするレシチンがミセルを形成して取り囲んでいるため。この状態を「乳化」という。
いつも使っている石鹸の成分をみてみると、石けん素地と書いてありました。これがまさに「高級脂肪酸のナトリウム塩」なのですね。
<学習内容>
- 岡野の化学(35-36) 4h35m
- 化学のドレミファ(2)電池のしくみ 1h30m
- ビデオ視聴 1h
- イートモトレーニング 45m
コメント