明細書「高圧力バルーン」を読みました。
狭窄の治療で通常アクセスする血管は非常に太く、用いられるバルーンは高い圧力にさらされるため高い強度と柔軟性が求められる。バルーンは複数の層で構成され、ファイバーで補強されるという内容。
バルーンの層に適した材料の説明ではちょうど岡野の化学で学んだブロック共重合体、熱可塑性などのキーワードが出てきて、ふんふんと頷きながら読み進めました。
バルーンの層について「径方向に配向された高分子材」という説明がありました。径方向に配向とはどういう意味か想像しつつ英文を参照してみると「radially oriented」と書かれています。
大辞林4.0の説明は以下のとおり:
高分子の固体物質中で、構成単位となる微結晶あるいは高分子鎖が一定方向に配列すること。分子配向。
バルーンを拡張するということは直径を大きくすることなので、「高分子材を径方向に配向する」とはこの点に関わることなのかと想像しました。
明細書を読むことにまだ慣れていないせいか、1件読むのにかなり時間をかけています。あまり細かいことにこだわりすぎず、もう少しスピードをあげて読むようにしなければ。
実施したこと
- 岡野の化学(60)[2h30m]
- 明細書を読む:高圧力バルーン続き[2h10m]
- ビデオ視聴[40m]
明日の予定
- 岡野の化学(61)
- 明細書を読む:高圧力バルーン続き(完了予定)
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