翻訳トレーニング
現在薬剤コーティングバルーンの治験実施計画書(プロトコル)を使用して和訳トレーニングをしています。
今日は「同意取得」の項を和訳。治験組み入れ前に被験者から文書による同意を得るという内容ですが、被験者が文書を読むことができない場合の対応についても細かく述べられています。
試しにDeepLで翻訳してみたところ、使えそうな訳文がいくつかありました。
「同意書」をキーワードとしたイートモの検索結果は143件、「同意」では375件。イートモの対訳と、別の薬剤のものですが日本語のプロトコルの同じ項目を参照しながら翻訳しています。
ここで気付いたのですが、英文にはsubjectとpatientが両方記載されているため、DeepLは当然subjectを被験者、patientを患者と忠実に訳出していました。参照した日本語のプロトコルでは、同意取得の項に患者という記述はなく被験者に統一されています。
組み入れ前、同意書に署名する前の段階では患者としたほうがよいのか、ふと考えました。実際にはクライアントの指示があればそれに従い、指示がなければ文脈から適宜判断すればよいと思います。
また、自分の訳文ではthe studyを「試験」と訳した箇所と「治験」と訳した箇所があり、訳し分けに明確な基準がありませんでした。
プロトコルなので基本的には治験でよいと思うのですが、これも文脈次第ですので、再チェックが必要です。
実施したこと
- 岡野の化学(55)途中まで[1h]
- 治験実施計画書和訳302W[2h40m]
- 明細書:高分子ミセルを用いた眼科用ドラッグデリバリーシステムのノート作成と知子入力[4h10m]
- イートモトレーニング[30m]
- ビデオ視聴[1h40m]
明日の予定
- 岡野の化学(55)続き
- 治験実施計画書和訳
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