7/14 学習のきろく:酸とアルカリ

翻訳の学習記録

7/11 学習のきろくでは以下のように書きました。

酸:水に溶けて電離し、水素イオンHを生じる物質。他の物質にHを与えることができる。

塩基:水に溶けて電離し、水酸化物イオンOHを生じる物質。他の物質からH+を受け取る。水に溶けている塩基をアルカリという。

これは、以前学んだ「アレニウスの定義」と「ブレンステッド・ローリーの定義」をまとめて書いたものです。今日、もう一つ「ルイスの定義」を学びました。まとめると、

アレニウスの定義:酸は水溶液中でHを生じる物質、塩基はOHを生じる物質。

ブレンステッド・ローリーの定義:酸はH+を放出する物質、塩基はH+を受け取る物質。

ルイスの定義:酸は電子対を受け取る物質、塩基は電子対を与える物質。

水溶液ではない場合はブレンステッドの定義を適用することができ、さらにプロトン(陽イオン)を持たない場合はルイスの定義で説明することができる。

岡野の化学(48)ではアンモニアNH3をベースにアミンの塩基性について学びました。

Nの価標は3本なのに、NH3がなぜHN4というアンモニウムイオンとなるのか、アンモニアの非共有電子対と水素イオンH+が配位結合するという説明で納得できました。

ここにきてようやく非共有電子対の重要性が分かってきました。

ところで、今日、散歩中に真っ白い紫陽花を見つけました。日本は火山が多いことから酸性の土壌が多く、青い紫陽花が多いと聞いたことがあります。

調べてみたところ、これは「アントシアニン」という色素によるもので、土の中に含まれるアルミニウムを吸収することで青色に変化するのだそうです。

老化して根からアルミニウムを吸収することができなくなると、ピンクや赤紫になるのだとか。また、雨の影響で土壌の成分が変化して紫陽花の色が変わることもあるそうです。

そして、白い紫陽花はもともとアントシアニンを持っていないので、色が変化しないのだそうです。

自然界の法則はすごいなあと感動したのでした。

実施したこと
  • 岡野の化学(48)[2h]
  • 治験実施計画書和訳800Wに対し1081W[3h]
  • 学習用明細書リサーチ・印刷[30m]
  • 知子の情報入力[2h]
明日の予定
  • 岡野の化学(49)
  • 治験実施計画書和訳800W

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