化学結合論入門を視聴し、メタン(CH4)のsp3混成軌道まで理解しました。
電子は原子核の周囲を規則正しく回転しているのではなく、マイナスの電気を帯びた雲のような状態で存在している。
原子番号6の炭素(C)には電子が6個あり、最も内側のK殻に2個、その外側のL殻に4個ある。
電子は最外殻で8個で安定しようとするため、Cは水素(H)4個と結合するところまでは化学のドレミファで理解しました。
L殻の電子軌道は2s、2px、2py、2pzの4軌道で構成され、Cの電子は2sに2個、2pxと2pyに1個ずつある。
Cには結合の手が4本あることから、H4個と結合したいが、そのためには2sに収まっている電子2個をバラバラにしないといけない。
しかし2sの電子と2pの電子はエネルギーが等価ではないため、これらを混ぜ合わせて等価にする。
そこで作られた軌道がsp3混成軌道である。
sp3混成軌道に等価な電子が4個存在し、それぞれH1個と共有結合して正四面体のメタン分子を作る。
メタンの結合において電子がどのように存在しているかが分かってきました。
明日からまた岡野の化学に戻ります。
<学習内容>
- 化学結合論入門(1-2) 3h
- その他ビデオ視聴 1h
- マインドマップの作成方法 30m
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