実ジョブに関連していくつかのテーマでメディカルの勉強をしていました。
少しずつ検索の精度が上がってきて、以前よりはスムーズに欲しい情報が得られるようになっています。
求める情報にできるだけ早くアクセスできるということは極めて重要なスキルです。
学習の進捗が遅い私が言っても説得力がないかもしれませんが、半年前と比較して、当社比30%くらいは効率アップしているのではないかと思います。
(きちんと計測しているわけではありません。すみません。。)
さて、医薬品の作用機序といった薬理学の表現は、私のような文系出身者はハードルが高いと思ってしまいがちですが、ポイントとなる概念をおさえ、図解しながら勉強していくと、書いてある内容が理解できるようになってきます。
例えばマクロファージの働きについて。
赤血球、血小板、リンパ球などの血球細胞の表面に存在するCD47というタンパク質があります。
CD47はマクロファージなどの貪食作用をもつ細胞の攻撃から身を守ります。
ところが、CD47はがん細胞にも過剰に発現するため、がん細胞も免疫システムによる攻撃から守ってしまうのです。
そこで、抗CD47モノクローナル抗体を投与してCD47と結合させると、CD47の働きが弱まってマクロファージの貪食作用が促進されます。
マクロファージの貪食作用が促進されることによって抗腫瘍効果が発揮されます。
このあたりは鍵と鍵穴の関係をベースに図解しながら理解に努めました。 この関係をおさえると、免疫チェックポイント阻害薬の作用が理解しやすくなります。
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