ビデオセミナー4146にてブログ記事を取り上げていただきありがとうございます。これまでの失敗をなかったことにせず、しっかりと基礎工事を進めていきます。
遺伝子の勉強として、まずは分子生物学の入門書を入り口に理解を深めようと思います。細胞からタンパク質、遺伝子、がんの遺伝子治療までマンガで分かりやすく解説されていて、基礎はひととおり学べそうです。
学んだことを要約してみました。
タンパク質とは
タンパク質はアミノ酸を鎖状につなげてできた分子。
アミノ酸とアミノ酸の結合をペプチド結合といい、アミノ酸がつながった大きなポリペプチド鎖がタンパク質。
ペプチド結合ではマイナスの酸素原子とプラスの水素原子が引き合うため、らせん構造やジグザグ構造をとる。
さらに側鎖同士が電気的に引き合ったり(イオン結合)、イオウ原子同士が強く結合(ジスルフィド結合、S-S結合)したりすることで複雑な立体構造をとる。
このような立体構造が複数個集まってタンパク質としての機能を発揮する。
例えば酸素を運搬するヘモグロビンタンパクは4つのポリペプチド鎖が集まったもの。
酵素の働き
酵素は体内で化学反応を促進させる、つまり生体触媒である。
酵素は基質(substrate)と「カギとカギ穴」のように結合して化学反応を促進し、生成物を生み出す。
様々な酵素が協力して一連の化学反応を起こし、最終産物を生成する。
酵素は特定の基質とだけ結合する⇒基質特異性。
最終産物が細胞内にたまり始めると、その分子が酵素の特定の部位に結合して酵素の活性を低下させる⇒フィードバック阻害
これによって細胞内における最終産物の濃度を調節している。
ペプチド結合を構造式で書いてみると、すんなりと頭に入ってきました。これは岡野の化学のおかげだと思います。ジスルフィド結合は確か髪の毛に関係したような。高校生物で学んだことが断片的に蘇ってきました。
また、検査値で頻出するアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼとかクレアチンホスホキナーゼといった酵素が急に身近に感じられました。それぞれの働きも調べて知子の情報にストックしようと思います。
<学習内容>
- イートモトレーニング0.5h
- 岡野の化学(25)1h30m
- 好きになる分子生物学:タンパク質の姿と酵素の働き2h25m
- ビデオ視聴1h
コメント